2020年度の幹事長を仰せつかりました上羽秀敏です。よろしくお願い申し上げます。

 私共、西日本弁理士クラブ(通称:西弁)は、主に西日本で活動する有志の弁理士により構成された団体、いわゆる会派であって、創立60周年を超える長い歴史を持っています。会員数は約800名にのぼり、弁理士の会派の中では一二を争う規模です。当クラブは、毎年、日本弁理士会の役員や委員を多数輩出するとともに、政策等に関する有意義な提言を行っており、日本弁理士会の活動を支える重要な役割を果たしています。また、会員相互の意思疎通を図るため、懇親会・各種同好会・旅行会等の親睦活動や研修活動にも力を入れています。さらに、当クラブには、弁理士登録10年未満の会員で構成された若手会があり、独自に親睦活動等を行っています。

 本年度も、以下に述べるように、基本的には前年度までの活動を踏襲しつつ、一部の活動について必要な見直しを行った上で、着実に事業を進めて参ります。
 今年は、日本弁理士会の会長選挙があります。全ての会員は品位を保持し、さらに日本弁理士会の秩序・信用を保持する義務を負っています。そして、日本弁理士会は会員を指導・監督する義務を負い、会長をはじめとする役員はその中心的役割を担っています。適切な役員を選出するために、他の会派との連携・協力を推進して参りたいと存じます。
 また、企業弁理士が増加し続けている現状を踏まえ、事務所弁理士と企業弁理士のあり方を再検討しなければならない時期が到来していると考えております。この点については、昨年に引き続き、政策委員会を中心に、会員内での意識の共有を図るとともに、このような変化に対応する方策を検討し、日本弁理士会に提言できるように努めます。
 さらに、2004年に発足した「若手会」も今年で16年目を迎え、クラブ本体の入門組織としての成果を着実に残して参りました。しかし、企業弁理士の増加と弁理士試験合格者の減少に伴い、当クラブへの入会者数も決して多いとは言えません。若手弁理士にとって魅力的な将来像を描けるよう、情報発信と活動内容の見直しを進めて参ります。

 皆様方の暖かいご支援をお願い申し上げて就任の挨拶とさせていただきます。

2020年度西日本弁理士クラブ幹事長
上羽 秀敏