2019年度の幹事長を仰せつかりました小谷昌崇です。よろしくお願い申し上げます。

私共、西日本弁理士クラブ(通称:西弁)は、主に西日本で活動する有志の弁理士により構成された団体、いわゆる会派であって、創立60周年を超える長い歴史を持っています。会員数は約800名にのぼり、弁理士の会派の中では一二を争う規模です。当クラブは、毎年、日本弁理士会の役員や委員を多数輩出するとともに、政策等に関する有意義な提言を行っており、日本弁理士会の活動を支える重要な役割を果たしています。また、会員相互の意思疎通を図るため、懇親会・各種同好会・旅行会等の親睦活動や研修活動にも力を入れています。さらに、当クラブには、弁理士登録10年未満の会員で構成された若手会があり、独自に親睦活動等を行っています。

さて、私は、1999年12月に弁理士登録して、早いもので20年目を迎えます。また、初めて当クラブの幹事を経験させて頂いたのが2001年であり、今日まで諸先輩方を含め会員の皆様に様々な事をご教示頂きました。今年は、今までのご恩を少しでも返せるように、幹事の皆様のお力を借りつつ、誠実かつ全力で取り組んで参ります。

本年度も、基本的には前年度までの活動を踏襲しつつ、一部の活動について必要な見直しを行った上で、着実に事業を進めて参りますが、とりわけ(1)人材の掘り起こし、(2)政策の検討、(3)若手会の活動の見直しの三点に注力して参りたいと存じます。

まず人材の掘り起こしについてですが、毎年、次年度人事に関し、困難を伴うことが少なくなく、年々若年化が進んできているように感じます。もちろん、種々の会務をご担当頂くにあたって年齢や経験は大きな問題ではないかもしれませんが、少なくとも選択の幅が狭まる事も危惧されることから、今一度全体を見直して埋もれている人材、特に中堅層における人材の発掘に努めて参ります。また、政策の検討については、年々変わりつつある社会情勢やインフラにどのように対応していくべきか、政策委員会を中心に、会員内での意識の共有を図るとともに、このような変化に対応する方策を検討したいと考えております。最後に、2004年に発足した「若手会」も今年で15年目を迎え、クラブ本体の入門組織としての成果を着実に残してきておりますが、近年弁理士試験の合格者が減少する中、効率的な運営が求められており、若手弁理士の活躍の場を維持しつつ負担にならないよう、活動内容の見直しも進めて参ります。

今年の幹事会は、平成最後の幹事会であり、また次の年号の最初の幹事会でもあります。次の年号において、我々の業界が飛躍できるよう、足下を固めて準備を整えて参りたいと考えております。皆様方の暖かいご支援をお願い申し上げて就任の挨拶とさせていただきます。

2019年度西日本弁理士クラブ幹事長
小谷 昌崇