
常議員候補 薮 慎吾
ご挨拶
常議員立候補挨拶
常議員立候補者 薮 慎吾
この度、西日本弁理士クラブからご推薦をいただき、令和8年度日本弁理士会定時選挙において常議員に立候補させていただきました、薮慎吾と申します。ご推薦をいただきましたこと心より感謝申し上げます。立候補にあたり簡単に自己紹介をさせていただきます。
2003年に弁理士登録をさせていただき、2010年より、近畿支部(現、関西会)の国際情報委員会において、委員、副委員長、委員長を務めさせていただき、国際的な知財活動について学ばせていただきました。また、ソフトウェア委員会での活動も経験し、関西実務系委員会や国際活動センターでも活動の機会をいただき、多くの先生方にご指導いただきながら関西地区の知財活動に関わらせていただきました。
近年、生成AIの普及により知財業界は新たな局面を迎えており、AI創作物の権利帰属やデータ利用に関する課題があります。また、DX推進に伴うソフトウェア特許の重要性増大、国際的な知財紛争の複雑化など、新たな対応が求められています。これまで国際情報委員会など会務を通じて学ばせていただいた経験を活かし、少しでもお役に立てればと考えております。
特に中小企業やスタートアップ企業にとって、限られたリソースで国際的な知財戦略を構築することは大きな課題です。関西地区の産業特性を踏まえ、実務に即した支援体制の充実や、会員の皆さまが直面される課題解決に向けて微力ながらお手伝いできればと思います。
常議員として、変化する知財環境に柔軟に対応し、会員サービスの向上と日本弁理士会の発展に微力ながら貢献させていただきたく存じます。どうぞ、皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。
(文書責任者 丹野 寿典)
推薦の言葉
常議員候補薮慎吾先生の推薦の言葉
参謀長 丹野 寿典
令和8年度の日本弁理士会の常議員候補として薮慎吾先生を推薦いたします。
薮先生との出会いは、弁理士試験のゼミから始まり、弁理士試験合格後は一緒にランチや飲みに行くなど、長年にわたり親交を深めてまいりました。
20年以上の知財実務経験を有する薮先生は、豊富な知識と経験から的確に問題を解決していく能力を備えています。また、中国や欧州の知財関係の国際会議に積極的に参加され、グローバルな視点を持ち合わせ、各国知財動向にも精通しています。特に、大手北京事務所での2年間のご経験もあり、中国実務および中国語レベルは関西のみならず日本国内でも群を抜いております。
薮先生は、社交的で明朗闊達な性格であり、多くの人に慕われています。関西会の会務にも熱心に取り組んでおられます。常議員としての職務を果たすために必要な大局観と会務経験を兼ね備えた薮先生は、弁理士会の発展に大いに貢献されると確信しています。
近年、弁理士会は、弁理士の人数減少、高齢化、知財戦略支援人材の育成など、様々な課題に直面しています。薮先生は、これらの課題に真摯に向き合い、解決に向けて尽力されることと確信しております。さらに、弁理士会の組織運営においても、その透明性と効率性の向上に積極的に取り組んでいかれるものと期待しております。
最後に、薮先生の持ち味として社交性とリーダーシップがあります。薮先生は、弁理士同士の会合を積極的に企画するだけではなく、知財業界に広いネットワークを有しており、周囲の人々を引きつける魅力と、人々を結びつける力を持っています。
薮先生は、皆様のお力を結集し、常議員として弁理士会の発展に寄与し、会員全体の利益のため、延いては、日本の将来のために不撓不屈の精神で邁進する所存ですので、皆様の温かく力強いご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
(文書責任者 丹野 寿典)