
常議員候補 青木 覚史
ご挨拶
常議員立候補挨拶
常議員立候補者 青木 覚史
このたび、西日本弁理士クラブよりご推薦を賜り、令和8年度日本弁理士会常議員に立候補させていただくこととなりました、青木覚史と申します。立候補にあたり、ご挨拶申し上げます。
私は大学卒業後、特許事務所に就職し、2014年に弁理士登録をしました。私が弁理士試験に合格した2013年当時の最終合格者数は約700人であり、ちょうどその頃、弁理士の会員数が1万人を超え、弁理士数の増加による業界への影響が懸念されていたと記憶しています。しかし、昨年の最終合格者数はわずか191人にとどまり、弁理士試験の志願者数自体も年々減少の一途をたどっています。また、知財の現場において、弁理士という職業の社会的認知度がいまだ十分とは言えないと実感する場面も少なくありません。「弁理士に会うのは初めて」と言われたり、「弁理士って弁護士とどう違うの?」と尋ねられたりすることも度々あります。
こうした状況が続けば、知財を支える担い手の裾野がさらに狭まり、ひいては弁理士という資格の存在意義そのものが、社会から問われることになりかねないという強い危機感を抱いております。
私は、弁理士の価値や魅力を、産業界・行政・教育機関等との連携を通じて積極的に発信し、その意義を次世代にしっかりと伝えていくことが急務であると考えています。そのためには、「魅力ある職業」としての弁理士像の確立とともに、弁理士の社会的認知度の向上に向けた地道な努力が不可欠です。弁理士という国家資格に誇りを持ち、その価値を社会に正しく伝えていく。その一端を常議員として担わせていただけるのであれば、微力ながら全力を尽くしてまいります。何卒、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
(文書責任者 北野 修平)
推薦の言葉
青木覚史候補を推薦します
参謀長 北野 修平
令和8年度の日本弁理士会常議員候補として青木覚史候補を推薦いたします。
青木候補は、今回の西弁の常議員候補の中で弁理士登録が最も新しい候補ではありますが、大学卒業後の2008年に特許事務所での勤務を開始し、約17年の実務経験を有しています。この間、2014年の弁理士登録後、関西会(近畿支部)では知財普及・支援委員会、総務企画委員会、関西会設立40周年記念事業実行員会、関西実務系委員会、倫理委員会、違反者調査委員会の委員を務め、関西実務系委員会では2023年度の意匠部会長を務めました。また、本会では、意匠委員会、不正競争防止法委員会、ロールモデル委員会の委員を務め、意匠委員会および不正競争防止法委員会では副委員長を歴任しております。このように、青木候補は、会務活動の重要性を十分に認識し、実際に多くの会務活動に参加してきました。
私は、4年前から青木候補と同じ事務所で仕事をしております。事務所での仕事が忙しいときにも会務活動には手を抜くことなく取り組む一方で、事務所での仕事ではクライアントの立場に立って丁寧に考え、対応する姿を見て参りました。また、議論の場では、その場の空気を適切に読むことができる一方で、「おかしい」と思うことには空気に流されることなく自身の意見を堂々と表明します。このような青木候補であれば、西弁会員の代表の一人として常議員の責務を十分に果たすことができるものと確信し、推薦する次第です。
青木候補の選挙参謀は、私のほか、新宅将人、楠屋宏行、白井里央子、古山 裕、原 智典が務めます。選挙に際しましては、青木覚史候補に対し、皆様の温かいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(文書責任者 北野 修平)