監事候補 田中 達也

ご挨拶

監事立候補のご挨拶

監事立候補者 田中 達也

 この度、西日本弁理士クラブより、令和8年度の日本弁理士会監事の候補にご推薦をいただき、誠に有り難うございます。
 私は、平成4年(1992年)に弁理士登録をし、今年で登録33年目を迎えました。その間、平成5年に近畿支部幹事を務め、平成14~15年度には1回目の常議員を務め、平成23~24年度には本会の執行理事を2期務め、平成25年には本会副会長を務め、平成31年~令和2年度には関西会副会長を2期務め、令和3~4年度には関西会会長を2期務めさせていただきました。また、現在は2回目の常議員の2年目を迎えており、本年度の選挙で監事に当選した場合には、2回目常議員の任期終了直後に監事に就任することになり、引き続き2年間は西日本弁理士クラブを代表として、日本弁理士会の重要な役職を務めることになります。さらに、委員会活動などの期間を含めると、私の弁理士人生33年間のうちの約30年間以上は日本弁理士会又は関西会の会務に関わってきたことになり、私の人生にとって貴重な経験を得ることができたと思う一方で、会員としての義務を十分に果たしたと自負しております。
 実は、2回目の常議員に立候補した時には、年齢的なこともあり、それが弁理士会への最後のご奉仕にしようという思いでありましたが、会務経験の必要な監事という役職が未だ残っておりましたので、今度こそは本当の最後という思いで、推薦をお受けすることにしました。たまたま、西日本弁理士クラブから送りだした北村会長の任期2年目の年にあたりますので、同会長が掲げた事業計画が適正に実行に移されるのかどうかを、必要に応じて監事としてアドバイスを送りながら、しっかりと見届けたいと思います。
 私が弁理士登録を行った30年前とは異なり、登録弁理士の人数は約4倍に増えた反面、出願数は減少しており、弁理士になっても儲からない状態が長く続いています。競争社会である以上、能力や適性に欠ける弁理士が淘汰されるのは仕方がないことではありますが、能力も適性もある弁理士が、単に機会に恵まれないだけの理由で業界から離れてしまう状況は弁理士会にとっても産業界にとっても大きな損失であり、改善されるべきであります。北村会長の事業計画の中には、弁理士の中の成功体験者等からの情報を基に成功に導くためのロールモデルを作成して、会員に提供するという事業が含まれておりますので、この事業が若手の弁理士に将来への夢を与えられるかをしっかりと見届けたいと思います。
 なお、本年度の選挙に備えて、参謀長には松井宏記会員、システム担当参謀には齊藤智和会員に依頼しましたので、選挙に突入した場合には、協力して集票にあたりたいと考えています。
以上

(文書責任者 松井 宏記)

推薦の言葉

田中達也先生を監事に!

参謀長 松井 宏記

 田中達也先生とは、近畿支部(当時)の委員会活動(確か、知的財産制度検討委員会)で数十年前にご一緒させていただいてから色々な場面でご一緒させていただいております。みなさんご存知のように、田中先生はゴルフでは西日本のエースであります。いつも朝一番に可愛いナップサックをヒョイとしょって「おはよー」とゴルフコースに登場されます。その風貌はものすごくゴルフが上手い方というよりも、ピクニックをしに来た優しい方という感じです。しかし、ひとたびゴルフの話題になると、いろいろとコツを話し始められ、ゴルフに対する造詣が感じられます。いざスタートすると、ほとんどミスなどなく、ヒョイっと軽くスイングされますが飛距離はドラコンを取るほど飛びます。真ん中に。ゴルフはミスなく、いかに正確に18ホールを回るかというスポーツですが、田中先生は、ゴルフはもちろん日々の生活においてもミスすることなくヒョイっと過ごしておられるのであろうなぁと思ってしまいます。今年のパテントマスターズにおいて、リーダーズボード(順位表)が各カートのモニターに表示されていましたが、強者だらけの中、常に1位か2位の争いをされており、さすが西日本のエースやなぁと思いました。
 また、田中先生は大変なグルメでもあります。たくさん美味しいお店を紹介していただきました。紹介していただいたお店に行ってみると、「あー、確かに美味しい。さすが、たっちゃん先生が紹介してくださるお店やわ。」と、その選球眼にまた感服させられます(裏では「たっちゃん先生」と呼ばせていただいています。すみません)。
 このように、田中先生はヒョイっとゴルフもグルメもハイレベルで楽しんでおられます。日本弁理士会の活動も、副会長や関西会会長を歴任しておられ、会務経験も十分すぎるほどであります。会務においても、いろいろとご意見をいただくことが多いです。田中先生のご意見を聞いて、あー、なるほど、そう考えるのか、と今まで勉強させていただきました。例えば、田中先生が関西会会長であったとき、関西会で実務系委員会が立ち上がりましたが、その設立趣旨をお聞きしたとき、確かに、関西でオフィシャルに実務家を育てる環境が必要だと思いました(私がそのまま委員長として委員会を運営させていただきました)。
 田中先生はプライベートでも会務でもきっちりと正確に行動されています(と思います。笑)。田中先生は監事として適格でありますので、皆様のご支援をどうぞよろしくお願い致します。

(文書責任者 松井 宏記)