若手座談会~小森幹事長・竹内副会長・本庄支部長を囲んで~ 開催報告

松村  直都
4月20日(水)午後6時30分より、夕陽丘の日本弁理士会大阪分室において「若手座談会」を開催しました。

参加者は、ゲストの小森久夫幹事長および本庄武男近畿支部長、若手会員9名、新人弁理士15名の総勢26名で、既に料理と飲み物がセッティングされた会場の第1会議室は、ほぼ満杯となりました。なお、竹内耕三副会長は、東京で急な会務が入ったため、残念ながらご出席頂けませんでした。

司会の村上辰一先生(若手会運営員)の開会の挨拶で、ほぼ定刻通りに座談会がスタートしました。村上先生からは、今回の座談会の目的が、新人弁理士に弁理士会や西日本弁理士クラブの存在・役割を知ってもらうこと、クラブ員が新人弁理士の考えを知って活動に反映させること、そして、何よりこれから一緒に活動して行くために互いに親しくなることであるとの説明がありました。

次に、当クラブを代表して幹事長の小森先生にご挨拶をお願いしました。小森幹事長は、本年度の幹事会の活動方針の1つとして若手会・親睦関連活動の充実を挙げておられ、昨年度の福岡幹事長同様、若手会の活動を全面的にバックアップして下さっており、我々若手会運営員にとっては、頼りになる親分(兄貴分の方がいいかな)です。

また、もう1人のゲストである本庄先生にご挨拶を頂きました。本庄先生は、4月に日本弁理士会近畿支部長に就任されましたが、ご挨拶の端々から近畿支部の活動の更なる充実に向けての並々ならぬ意気込みが伺え、本年度の支部活動には大いに注目したいと思いました。その分、ちょっとご挨拶が長かったかな…(本庄先生ごめんなさい。他意はありませんので)。

引き続き、本庄先生のご発生により乾杯を行いました。この後は、各人が発言しやすいようにと、3つのテーブルに分かれて座って頂くことにしました。ただ、単純に分かれたのでは面白みに欠けますので、新人弁理士の皆さんに受付でお願いした簡単なアンケート(~な弁理士になりたい)の回答に基づいて、リッチな弁理士になりたい「リッチ系」、友達の多い弁理士になりたい「友達系」、時間的に余裕のある弁理士になりたい「余裕系」に分かれてもらいました。

各テーブルでは、料理や酒を楽しみながら、それぞれのテーマに沿った(?)話で大いに盛り上がっていた模様です。私が同席した「余裕系」のテーブルでも、小森幹事長を囲んで、とても楽しく会話がはずんでいました。おそらく新人弁理士の皆さんにとっては、先輩弁理士から気軽に話を伺う機会はほとんどないでしょうから、そういう意味でも良い場を提供できたと思います。一方、参加された新人弁理士どうしでもお互い初めて話をしたと言っておられる方が多く、近年の大量合格者の輩出が同期会による横の繋がりも形成し難くしていると感じました。若手会が今までの同期会に変わる機能を持つことができれば、新人弁理士の活動を促すことができるかもしれません。

話も一段落し、終盤に近づいたところで、本庄先生からご提供頂いた「平成17年度近畿支部活動方針案」を参加者に配布し、その概要を本庄先生に解説して頂きました。詳しいところまではご紹介できませんが、本年度の支部の活動の柱として、「弁理士への外部からの期待に応える」、「会員数の激増への対応」、「広報活動の充実」、「弁理士制度普及活動」、「政策の立案」を掲げておられます。中でも、「会員数の激増への対応」の一環として、次代を担う会員の育成と「若手とベテランの共存」が必要であり、そのために会員の参加を促す魅力あるイベントを企画実行する必要がある点を挙げておられたのが、我が若手会と共通の目的意識を持っておられるように思えて、印象に残りました。

続いて、若手会のPRを行いました。まず、私(松村)の方から若手会の概要を説明した後、本年度中に予定している企画(船上サマーパーティ、独立開業セミナー(?)、ゴルフコンペ、ワインセミナー第2弾、etc.)の内容を担当運営員が順次説明し、趣旨に賛同された方、面白そうだと思われた方は、企画からでもOKですので是非参加して欲しい、と呼びかけました。後日談になりますが、今年のビッグイベントとして予定している「船上サマーパーティ」には、既に数名の新人の方から、企画段階から参加したいとの申し出があり、色々とご協力頂いています。

PRに力が入りすぎて、終了予定時刻をかなりオーバーしてしまいましたが、小森幹事長に一本締めで締めて頂き、お開きと致しました。話(と酒が?)足りない面々は、昨年ワインセミナーを開催した「souple」に席を移して、更けゆく春の宵を楽しんでおられました。

最後になりましたが、ゲストの小森先生、本庄先生、お忙しいところありがとうございました。また、座談会に参加された若手会員、新人弁理士の皆さんも、ありがとうございました。

若手会では、今後も同様の座談会を開催して、若手と中堅・ベテランの交流を図っていきたいと考えておりますので、是非ご参加下さい。

以上