2025年度西弁ソウル旅行会のご報告

西日本弁理士クラブ親睦チームは、毎年夏にクラブ会員の親睦旅行会を開催(本年度はおごと温泉で開催)しています。しかしながら、当親睦旅行会には東京の会派の先生方もお招きしますので、当旅行会においては西日本弁理士クラブ会員同士の親睦を十分に図れないのではないかという懸念の声がありました。

そこで、本年度は、西日本弁理士クラブ会員同士の親睦の新たな取り組みの試みとして、1泊2日のソウル旅行会を開催することになりました。ソウル旅行会の日程、参加者、スケジュールは以下のとおりです。

日程:2025年9月27日(土)~9月28日(日)

参加者:飯田昇、鈴木一晃、齊藤整、齊藤智和、冨士川雄、水谷歩、赤木信行(敬称略)

スケジュール:

9月27日(土) 18時00分 ミリオレホテルソウル明洞に現地集合

18時30分 焼肉レストラン「大家(テガ)」にて食事

9月28日(日)  8時30分 ホテル出発

9時00分 景福宮観光

10時00分 北村韓屋村観光

11時00分 南大門市場散策

12時15分 仁川空港へ出発。帰国

[1日目(9/27(土))]

当初は、関西国際空港に全員集合して参加者が同じ航空機に乗り込んでソウルに向かう案もありましたが、最終的には、各自で航空機を手配して、宿泊地であるミリオレホテルソウル明洞のロビーに18時00分に現地集合することになりました。誰かが集合時間に遅れる恐れもありましたが、無事に参加者7名が誰1人時間に遅れることなく集合しました。ホテルのロビーで、当旅行会のガイドと合流して徒歩にて焼肉レストラン「大家(テガ)」に向かいました。

(焼肉レストラン前での参加者の集合写真(右に見えるのがソウルタワー))

焼肉レストランでは、まず、参加者が生ビールを片手に乾杯し、その後、カルビ、生きたままのタコのぶつ切り、ユッケ、生レバー、キムチ等を満喫しました。ちなみに、カルビ以外の料理は自腹となりました。ここの焼肉レストランの料理はいずれも美味しかったので、明洞に行かれる場合にはお立ち寄りすることをおすすめします。

(左:焼肉レストランでの参加者の乾杯写真 右:焼かれているカルビ)

(焼肉を満喫する齊藤智和先生、冨士川先生、右はガイドさん)

(焼肉を満喫する水谷先生、鈴木先生、齊藤整先生)

(食後の参加者の様子)

[2日目(9/28(日))]

ホテルの部屋のカーテンを開けると朝からあいにくの雨。ガイドさんの話によれば、景福宮の交代式を観るためには8時10分にホテルを出発しなければ間に合わないとのことでした。しかし、飯田先生のホテルの部屋の貴重品ボックスが開かなくなるトラブル発生。8時30分にならないとスタッフが来ないという話でしたが、8時20分には開いて、8時30分に景福宮に向かって専用車で出発しました。車中でガイドに朝鮮半島の歴史についてのレクチャーを受けながら景福宮に到着しました。雨足が強くなる中、景福宮の中に入り、ガイドの案内により、光化門(クァンファムン:景福宮の正門、ソウルの象徴的存在)、勤政殿(クンジョンジョン:王が朝政を執った正殿)、慶会楼(キョンフェル:池の上に建つ迎賓用の楼閣)、等を観光しました。なお、雨のため、景福宮の交代式は中止となりました。

ちなみに、景福宮は、1395年に朝鮮王朝の初代国王・太祖によって建てられた王宮で、朝鮮王朝の政治と文化の中心として栄えました。戦乱により一度焼失しましたが、19世紀に再建され、現在では韓国の歴史と伝統を象徴する代表的な観光名所となっています。

(専用車でガイドさんからレクチャーを受けている様子)

(光化門でポーズをとる鈴木先生)

(勤政殿前での参加者の集合写真)

(慶会楼前での参加者の集合写真)

再度、専用車に乗り込んで、次の目的地である北村韓屋村(プクチョン・ハノクマウル)に向かいました。北村韓屋村は、ソウルの中心に位置する韓国の伝統家屋「韓屋」が集まる歴史的なエリアです。実際に人が住んでいるとため大声を出さないように注意を受けて観光しました。北村には景色の良い場所として一景から八景までありますが、ガイドが中でも景色が良いとお勧めする四景と五景を観光しました。五景の坂の上から下を見下ろすと南大門タワーが見えるとのことでしたが、当日は天候が悪く霧で見えませんでした。

(四景での参加者の集合写真)

その後、少し時間があったので、ソウルで最も古く、最大規模を誇る伝統市場のひとつである南大門市場(ナムデムンシジャン)を散策することにしました。南大門市場の露店で、肉まん、餃子をつまみながら、様々な店舗を散策しました。一番長く捕まったのが韓国海苔店で、店長の話に上手く乗せられて参加者のほとんどが1パック2万5千ウォンもする韓国海苔を購入する結果となりました。

(南大門市場で高級韓国海苔を購入してしまった参加者の集合写真)

南大門市場の散策の後に専用車で空港に向かいました。参加者の帰国の航空機が異なっていたため、空港で解散ということになりました。専用車が空港を去った後に齊藤智和先生が車中に荷物を置き忘れたことに気づいて大騒ぎ。ガイドがドライバーと必死に連絡をつけて専用車を呼び戻し、事なきを得ました。私も帰国の航空機のターミナルを間違えており、空港に帰ってきた専用車に別のターミナルまで送ってもらいました。参加者全員が関西国際空港に無事到着し、西弁ソウル旅行会は日程通り終了しました。

[まとめ]

今回のソウル旅行は、限られた日程の中で韓国の食文化と伝統文化を体験することができ、非常に有意義な時間となりました。カルビ等の本場グルメに加え、歴史的建造物の見学や市場での交流を通じて、韓国の魅力を改めて感じる旅となりました。また、参加者全員が終始和やかな雰囲気で過ごし、親睦を深める良い機会となりました。

今回のソウル旅行にご参加いただいた参加者の皆様、またこのようなチャレンジングな企画にご賛同いただいた村上太郎幹事長をはじめとする西日本弁理士クラブの幹事会の皆様、そして当旅行会をサポートしていただいたトラベルボックスの西村さん、韓国のガイドさん、専用車のドライバーさんに感謝いたします。今後も西日本弁理士クラブの親睦チームは、クラブ会員の皆様の親睦を深める企画を立案、実行していく所存です。よろしくお願いします。

以上

親睦担当副幹事長 赤木 信行